一般歯科

GENERAL

むし歯の早期発見・早期治療を

むし歯とは

むし歯は、口の中で増殖する特定の細菌が生成する酸によって、歯が腐食される病気です。むし歯は、初期段階で発見されれば、削ることなく治療することが可能です。しかし、むし歯は初期には症状がほとんど感じられないため気付かないうちに、治療が必要となる段階に達することがあります。このような状況を避けるために、ぜひ当院の定期的な検診を受けて、むし歯の被害を未然に防ぎましょう。

当院のむし歯治療

こだわり1歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」の導入

当院では、精度の高い治療をご提供するため高倍率のマイクロスコープ「ネクストビジョン」を導入しております。拡大視野によって適切な処置が可能となり、「審美性の向上」をはじめ、お口の長期的な健康維持が実現します。
治療患部の拡大映像をモニターで確認しながら、最大80倍まで拡大でき、精度の高い処置が行えます。歯面や歯間、根管内部の状態を正確に捉えることができるため、さまざまな症状に対して的確な治療がご提供可能です。

こだわり2痛みの少ない・怖くない治療を

当院では、「麻酔時の痛みがちょっと苦手」という方々のために、無痛麻酔を導入しています。これによりチクッとした刺激や麻酔液の注入時の痛みを和らげることができます。歯ぐきの表面に表面麻酔を塗布し注射器の針を刺す痛みを抑え、さらに自動麻酔注射器を使用することで痛みを感じにくくなる工夫をしています。

こだわり3歯医者が苦手な方の味方「笑気麻酔」

当院では、歯科治療に対して強い恐怖や緊張を感じてしまう患者さんには、「笑気麻酔」を使った治療を行っています。当院では、歯科治療に対して強い恐怖や緊張を感じてしまう患者さんには、「笑気麻酔」を使った治療を行っています。保険適用で、小さなお子さんから、持病のある方まで安心してご使用いただけます。

むし歯の進行度

むし歯は症状の進行度合いによって治療方法や治療期間が異なります。英語のカリエスの略であるCを用いて、CO~C4といった5段階であらわします。数字が大きくなるほど、重症化していて、治療も大がかりになるのが特徴です。

  1. C0

    初期のむし歯

    歯の一番表面にあるエナメル質が白く濁った状態です。溝の部分が茶色っぽくなることもありますが、見た目にはほとんど変化がありません。

  2. C1

    エナメル質のむし歯

    酸がエナメル質を溶かし穴が空いています。細菌が内部に進入しているので、ブラッシングやフッ素塗布などでは根本的な治療に結びつかず、自覚症状もほとんどありません。

  3. C2

    象牙質のむし歯

    エナメル質のさらに奥にある象牙質まで細菌が進行した状態です。歯髄(神経)の近くにまで進行していると、冷たい水や甘いお菓子、温かい食事がしみるようになります。

  4. C3

    神経まで侵されたむし歯

    象牙質の中にある歯髄も細菌感染しています。歯髄には血管や神経が含まれているため、炎症によって激しい痛みが起こったり、知覚過敏が生じたりします。歯髄炎と呼ばれる症状です。

  5. C4

    歯の根まで達したむし歯

    歯髄炎を放置すると、どこかの段階で痛みは消失します。これは細菌によって歯の神経が失われたためです。しかし、治ったわけでなく、最悪のケースでは顎の骨にまで細菌が感染するケースもあります。

歯の根の治療(根管治療)に
ついて

「根管」とは、歯の神経や血管を取り囲む細い管状の組織です。むし歯の侵食が神経に及んだ場合や、ケガなどで神経が露出した場合、神経を抜く抜髄という治療を行います。さらに、根管内部の感染を取り除く目的で、根管治療も実施します。根管内の清掃が不十分な場合、腫れや痛みが出ることがありますし、抜歯のリスクも上がります。そのため、当院では丁寧な根管治療を行っています。

歯周病治療

ホームケアとプロケアのダブルアプロ―チ

歯周病は、日本の成人の約80%が罹患していると言われており、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、遅い段階で発見されることがよくあります。そして、進行が進むと完全に治癒するのが難しくなります。
歯周病の発病率が高い原因の一つは、歯周病の定期的な検診を受けないこととされています。歯周病は、歯を支えるための骨である歯槽骨の吸収が進行する疾患です。歯槽骨の吸収が進むと、最終的には歯が支えきれなくなり、抜歯が必要となることがあります。また、自然に歯が抜け落ちることもありますが、その前に適切なケアと定期的な検診を通じて、歯周病の進行を予防しましょう。

このような症状がある場合はご相談ください

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口の中がネバネバする
  • 歯がグラグラする
  • 口臭があると指摘された
  • 歯ぐきに痛みがある

歯周病は人から人へうつる
歯の病気です

歯周病は、口内の細菌による感染病です。しかし、この感染病の存在を知らない人がまだまだ多くいます。そのため、家族や夫婦間で感染が広がることがあることが知られています。大切な人々を守るために、自身の口内衛生に努めて予防しましょう。

歯周病の進行度合い

歯周病は発症後も自覚症状のない段階と、病変が急に進行する段階があります。歯周病はこのように安定期と急性期を繰り返しながらどんどん進行していきます。
そのため、一時的な痛みが治まったとしても治癒したとは限りません。定期的な検診を心掛けましょう。

  1. 1.歯肉炎

    歯茎が赤く腫れぼったくなり、血も出やすくなります。歯石(歯垢が石灰化したもの)もできます。

  2. 2.軽度歯周病

    歯肉の溝が深くなって歯周ポケットが出来ます。

  3. 3.中等度歯周病

    歯周ポケットが進行していき、同時に歯を支えている骨も溶けていきます。

  4. 4.重度歯周

    歯がぐらぐらとなり、最終的には抜けてしまうこともあります。

口腔機能低下症のケア

オーラルフレイル対策を行います

「口腔機能低下症」とは、その名の通り口腔内の機能(咀嚼、嚥下、発音、唾液の分泌、感覚)が低下する症状を指します。この症状の主な原因は加齢であることが一般的ですが、他にも疾患や障害などさまざまな要因が考えられます。
口腔機能低下症を放置すると、食事が難しくなり、口だけでなく全身の筋力も低下し、特に高齢の方は介護が必要な状態に進行する可能性があります。この状態を予防するために、舌トレーニングや口腔体操などの適切なケアと治療が重要です。

サプリメント外来

心や体の健康をサプリメントやカウンセリングなどで全面的にサポートします

お口の健康を保ち、トータルに患者様のアンチエイジングをサポートするためにサプリメント選びのサポートをいたします。おすすめするサプリメントは医療機関向けの製品を取り扱い、より安心してサプリメントを摂取していただけるよう各種検査やライフスタイルのチェックを行い、患者様お一人おひとりに合わせた提供・摂取方法、栄養指導をサポート致します。

定期的な検診で健康な歯へ

治療が完了した後も、患者様のお口の状態に応じてメインテナンスを行います。
患者様ご自身による正しいホームケアと歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを定期的に受けることにより、歯の健康を守り、歯を失うリスクを少なくします。